VPNナビ

【2026年版】MullvadとWindscribeの特徴を比較!匿名性と通信量で選ぶならどっち?

· VPNナビ編集部

VPNナビ編集部です。リモートワークの普及やセキュリティ意識の高まりに伴い、ビジネスシーンでもVPNの選定は重要な課題となっています。

今回は、高い匿名性を誇る「Mullvad VPN」と、優れたカスタマイズ性と使いやすさで人気の「Windscribe」を徹底比較します。日本のビジネスパーソンが選ぶべきVPNはどちらなのか、匿名性、通信速度、料金の観点から検証していきましょう。


MullvadとWindscribeの基本概要と特徴

まずは、両サービスの基本的な立ち位置と主な特徴を整理します。

Mullvad VPN(マルバッド)は、スウェーデン発のVPNサービスです。徹底したプライバシー保護をモットーとしており、「究極の匿名性」を求めるユーザーから熱烈な支持を得ています。アカウント作成時にメールアドレスすら不要で、自動生成される16桁の数字のAccountNumberのみで利用可能です。支払いにも現金やビットコインなどの暗号資産が使えます。

一方、Windscribe(ウインドスクscribe)は、カナダを拠点とするVPNサービスです。強力なブロック機能(R.O.B.E.T.)や豊富なサーバー設置国数、柔軟なプラン設定が特徴です。データ通信量が毎月10GBまでの無料プラン(要メール登録)があることでも知られており、個人利用からビジネスの検証用まで幅広く使われています。

項目 Mullvad VPN Windscribe
拠点 スウェーデン カナダ
匿名性 アカウント作成に個人情報不要(16桁の番号のみ) メールアドレスの登録が必要
無料プラン なし あり(月10GBまで)
デバイス同時接続数 最大5台 無制限

匿名性とプライバシー保護機能の比較

ビジネス利用において、情報漏洩のリスクを抑えるための匿名性とプライバシー保護は最も重要な判断基準となります。

Mullvadは、ユーザーのログを一切保存しない「ノーログポリシー」を掲げ、第三者機関によるセキュリティ監査を定期的に受けています。前述の通り、登録時に個人情報を一切入力しないため、万が一のサーバー押収時でもユーザーが特定されるリスクが極めて低いです。また、WireGuardやOpenVPNといった信頼性の高いプロトコルを採用しています。

対するWindscribeも、厳格なノーログポリシーを導入しており、RAMのみで動作するサーバー(ディスクレスサーバー)を使用しているため、物理的なデータ押収対策も万全です。さらに、広告やマルウェアをブロックする「R.O.B.E.T.」機能や、DNS漏れを防ぐ高度なファイアウォール機能(Kill Switch)を標準装備しています。

  • Mullvadの強み: メールアドレス不要の完全匿名登録、現金・暗号資産による決済
  • Windscribeの強み: 高度な広告・トラッカーブロック機能、ディスクレスサーバーによるデータ非保存

匿名性の高さと個人情報の紐づけなさを最優先するならMullvad、総合的なセキュリティ機能や使い勝手を重視するならWindscribeに軍配が上がります。


通信速度とサーバー設置国の実力を検証

海外とのやり取りや、大容量ファイルの送受信を行う日本のビジネスパーソンにとって、通信速度とサーバーの選択肢は死活問題です。

Mullvadは世界40カ国以上に約600台のサーバーを展開しています。サーバー数自体は大手VPNと比較して少なめですが、WireGuardプロトコルに最適化されており、実測値で非常に高速な通信を実現しています。回線の安定性が高く、ラグの少ないビデオ会議やスムーズなクラウドアクセスが可能です。

一方、Windscribeは世界60カ国以上、110カ所以上の都市にサーバーを設置しています。接続先国の選択肢が広いため、海外のローカルサイトの閲覧や地域制限の回避において有利です。通信速度についても、独自の「IKEv2」や「WireGuard」を駆使することで、日常的な業務に支障のないスピードを維持しています。

  • サーバー設置国数: Mullvad(約40カ国) < Windscribe(60カ国以上)
  • 同時接続台数: Mullvad(最大5台) < Windscribe(無制限)

出張先やオフィスで多数のデバイス(PC、スマートフォン、タブレットなど)を同時に接続したい場合は、接続台数が無制限のWindscribeが圧倒的に有利です。


料金プランとコストパフォーマンスの比較

最後に、ランニングコストを比較します。ビジネスツールとして導入する際、予算管理は非常に重要です。

Mullvadの料金体系は非常にユニークで、期間に関わらず「1カ月=5ユーロ(約800円前後、為替により変動)」の固定レートを採用しています。長期割引はありませんが、いつ解約しても損をしない明朗会計です。また、支払いから30日以内であれば返金保証もあります。

Windscribeは、月額プラン(9.00ドル/月)のほか、年間プラン(実質4.08ドル/月相当)を用意しています。さらに、必要な国やプロトコルだけを選んでカスタムできる「Custom Plan(1カ国あたり1ドル〜)」というユニークなプランもあり、コストを最小限に抑えることが可能です。

  • Mullvad: 1カ月あたり一律5ユーロ(長期割引なし・為替影響あり)
  • Windscribe: 月額約9ドル、年間プランでお得に利用可能、カスタムプランあり

シンプルに固定費で運用したいならMullvad、長期契約や必要な機能だけを安く使いたいならWindscribeが適しています。


まとめ

MullvadとWindscribeは、どちらも高いセキュリティと優れた機能を備えた優秀なVPNです。

  • Mullvadがおすすめな人:
    • 個人情報を一切明かさずに究極の匿名性で利用したい人
    • 固定の月額料金でシンプルに使いたい人
  • Windscribeがおすすめな人:
    • 多数のデバイスを同時に接続したい人(無制限)
    • 豊富なサーバー国やカスタムプランでコストを抑えたい人

ご自身のビジネススタイルやセキュリティ要件に合わせて、最適なVPNを選んでみてください。

VPN選びに迷った際は、以下のツール比較や一覧ページも参考にしてください。